新着情報 / お知らせ

行事日 : 2020年09月18日
「人工衛星」をイメージしてみてください。
気象観測や放送など様々な用途の人工衛星が、地球の周りに存在しています。
今回は人工衛星について興味深い話を二つ、紹介したいと思います!
まず一つ目は、人工衛星の射出速度についてです。
みなさんは、ロケットの打ち上げの映像を見たことがありますか?
大量の煙を上げて飛び立つロケットですが、大気圏外まで飛び出すためには
それだけの勢い(速さ)が必要だということが分かります。
しかし、あのロケットは「速すぎてもダメ」なのです!
人工衛星を積んでいるロケットの場合は特に、ただ宇宙へ向けて飛んでいくのではなく
地球の周回軌道にのせないと衛星としての役目を果たせません。
あまりに速過ぎるロケットは、地球の周回軌道から飛び出してしまうのです!
この丁度いい射出速度のことを 「第一宇宙速度」と呼びます。
大気の抵抗などを考慮しなければ、秒速約7.9kmが
地球の周回軌道にのるための「第一宇宙速度」です。
速度、ロケットの質量、地球の半径から求めることができる「遠心力」 と
ロケットの質量、地球の半径と質量、万有引力定数から導かれる「重力」が
釣り合うように計算します。
興味があるならぜひとも計算に挑戦してみてくだい!
もしできたら先生にも見せてくださいね。
関塾ではいつも生徒の計算式や作文をチェックし必要に応じてアドバイスをしています。
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さて、もう一つ紹介したいのは人工衛星のソーラーパネルについてです!
衛星から鳥の羽やラケットのように広げ、太陽光発電をしているこのパネルですが
実は折りたためるようになっています。
しかもそれは、なんとソーラーパネルのために開発された折り方なのです!!
その名を「ミウラ折り」といいます。
下図のような折り方です。
行事日 : 2020年10月07日
今年も10月を迎えました。
近頃は帰る生徒を見送っていると、日が沈むのが早くなったと感じます。
塾からの帰りは寄り道せず、気を付けて帰りましょう!
ところで、10月は旧暦で『神無月』と呼びますね。
この名前の由来は諸説あります。
「神の月→神な月→神無月と変形したから」や「お祭り(神事)のない月だから」なども
有力な説ですが、今回は「神様がいない月だから」という説を紹介しましょう。
10月が「神様のいない月」だとすると
その間どこへ神様は行ってしまったのでしょうか?
答えは、島根県にある出雲大社です。
行事日 : 2020年10月27日
「〇〇の秋」といえば何が当てはまるでしょう?
候補はたくさんありますよね。
その多くは、夏に比べて夜が長くなってきたことや
気温が下がり過ごしやすい季節になったことに由来するようです。
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また、「芸術の秋」や「行楽の秋」については気候の他にも
紅葉や黄葉などカラフルな自然を楽しめることが由来の一つと言えるでしょう。
今回はみなさんに、秋を代表する明るい色と甘い香りをもつ花
「金木犀(キンモクセイ)」の話をしたいと思います。
「金木犀」は中国原産の植物で、日本には江戸時代に雄株のみが持ち込まれました。
そのため国内には野生の金木犀はなく、公園や庭にある木は全て挿し木によるものです!
中国や日本では昔から、その香りを利用してきました。
例えば中国には、お茶に金木犀の花びらを混ぜた「桂花茶」や
白ワインに漬けた「桂花陳酒」というものがあります。
日本でも同じように明るい色の花と甘い香りを楽しんでいましたが
調べていくと、トイレの傍によく植えられていた木でもあったようです!
水洗トイレの無かった頃ですから、その匂いを打ち消すために選ばれたのでしょうね。
今でも手近なお店で買える消臭剤には
「金木犀の香り」と書かれたラベルをよく目にします。
人々の生活の知恵が光りますね!
この他にもまだまだ「秋」が見つけられるでしょう。
自分だけの「秋」を見つけたら、ぜひ先生にも聞かせてくださいね。
行事日 : 2020年11月19日
まず「音」とはそもそも何なのでしょう。そこから説明したいと思います。
音波という言葉があるように、音自体は空気が震えてできる「波」です!
水面に小石を投げ入れるイメージをしてみてください。波紋ができますね!
音が発生する時には、まるで波紋のように見えない空気の波が広がるのです。
この波が耳に届くと、みなさんは「音が聞こえる」のです!
さて、では音の性質を踏まえてサイレンの音が変わる現象
「ドップラー効果」の説明を始めましょう!
なぜ「近づいてくる時」と「遠ざかっていく時」で
音が違ったように聞こえるのか。
それは「波の間隔」が異なっているからなのです!
先ほどと同じく水面を思い浮かべてくださいね。
今度は指を水面に入れて、一直線に動かしましょう!
その時にできる波をよくイメージしてください。どうですか?
指の進む先には波と波の間隔が短く
指の進んだ後は波と波の間隔が長くなっていませんか?
波の間隔が短いと、同じ時間でもたくさんの波が耳に届くことになりますね。
1秒間に耳に届く波の数を「振動数」といい、これが多いほど高い音になるのです。
「振動数」は中学1年生の理科で学びます。
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いかがでしたか?
救急車が「近づいてくる時」は振動数が多いため音が高く
逆に「遠ざかっていく時」は振動数が少ないため低い音に聞こえるのです!
みなさんも救急車やパトカーのサイレンが聞こえたら
「波」をイメージしながらその音を聞いてみてください。
「ドップラー効果」を通じてきっと今以上に音の性質を理解できることでしょう!
行事日 : 2020年11月19日
突然ですがクイズです!
日本の「世界遺産」はいくつあるでしょう?
「富士山」や「姫路城」など、ひとつひとつ数えてみてくださいね。
それでは正解を発表します。
正解は「23件」です!合っていましたか?
ちなみにこの数字は2020年7月の時点で登録されている数です。
最新のデータは外務省のホームページから確認できますよ!
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さて、世界遺産とは何なのかについても調べてみましょう。
社会科の教科書でよく登場する重要な語句ですから
知らなかったことがあれば、この機会に覚えておくと良いでしょう。
1972年にユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」に基づき
リストに登録された遺跡・自然・景観などのことを世界遺産といいます。
特に国や民族を越えて、誰にとっても価値をもつ物件が対象となります。
先ほど「富士山」を挙げたように、世界遺産は歴史的な建物だけにとどまりません。
内容によって、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分けられているのです!
文化遺産には建築物や遺跡など、人間の作ったものが分類されます。
大仏でおなじみの「東大寺」や、日本で最初に世界遺産に登録された
「法隆寺」が当てはまりますね。
自然遺産は自然の作る地形や、特徴的な動植物の生息地域が分類されます。
景観が美しかったり、保護する必要のある環境が自然遺産に選ばれます。
日本では「屋久島」や「知床半島」が有名ですね。
複合遺産はその両方を満たすような遺産で、日本にはありません。
「複合遺産」と調べてみると、海外の様々な文化財を目にすることができるでしょう。
ちなみに、日本国内の世界遺産は外務省のホームページから
全ての世界遺産はユネスコのホームページから調べることができます。
特に後者は文字で検索したり、世界地図からそれぞれの文化財を見つけたりできます。
日本語には対応していませんが、是非英語力の腕試しもかねて
世界の様々な遺跡や景観を眺めてみるのはいかがでしょうか?
行事日 : 2020年12月14日
2020年も残り一ヶ月を切りました!
今年は色々なことがありましたね。
数ヵ月遅く始まった今年の学校生活ですが、日々学習の進度を確認してみると
段々と例年扱われている単元に追いつきつつあります。
それだけ授業のスピードが速く進んでいたということです。
今年も一年の振り返りをする時期になりました。
受験生の方はもちろん、それ以外の学年であっても
2021年になる前に、学んできた単元を一つ一つチェックしましょう。
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さて、10月に旧暦(神無月)の話をしましたが、今回は12月についてお話しします!
12月は旧暦で何と呼ぶのでしょうか?
答えは『師走』です。
年末の忙しい時期ですから、この呼び名はとてもふさわしい感じがしますね!
ただ、この「師」が何を指しているのかは諸説あるようです。
二つ紹介しましょう。
まず一つ目は「お坊さん説」です!
師走は「師(お坊さん)が走る」とされています。
昔は正月もお盆と同じように祖先の霊をとむらうため、
12月はお坊さんがあちこちの家々を忙しく走りまわって、お経をあげていたのです。
師走の「走」の字を「わす」と読むことが不思議に思えた方もいることでしょう。
これは「お坊さんがお経をあげるために東西を馳せる」ことから
「師馳す」が「師走」に変化したと考えられています。
二つ目は「御師説」です。
御師(「おし」あるいは「おんし」と読みます)は特定の寺や神社に所属して
参詣者の宿泊や参拝のお世話をする人のことを指します。
こちらも年末はとても忙しそうですね。
師走の由来には、他にも色々な説があります。
万葉集にも「十二月には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含めらずして」と
書かれているのですが、みなさんはお気づきでしょうか?
和歌の字数は五・七・五・七・七ですから「じゅうにがつ」ではありません。
万葉集のできた時代には既に「しわす」という呼び方があったと考えられているのです!
不思議ですね。みなさんもぜひ調べてみましょう!
行事日 : 2021年01月30日
こんにちは、Dr.関塾高羽校です😊
年が明けて年始の挨拶をしていたらあっという間に1ヵ月が終わりました!
この時期は受験生もいよいよラストスパートということで気合が入っていますね。
まだ受験生ではない生徒も次の学年に向けて総復習を行いましょう♪
高羽校では現在2月新入塾キャンペーンを実施中です😊
高羽小学校の目の前にありますので、気になった方は一度是非見学にお越しください♪
行事日 : 2021年03月09日
こんにちは、Dr.関塾高羽校です😊
季節が過ぎるのは本当に早いもので
入試シーズンがそろそろ終わり、春休みに近づいていますね!
現在受験生の者は皆一様に
「受験まであと1年ってホント長いわあー!」
と言ってましたが、いざ振り返ってみるとあっという間ではなかったですか?
受験生それぞれ現時点でいろいろな差はありますが
【時間】だけは唯一、皆に平等に与えられるものです。
これからどのように時間を過ごすか
また一緒に計画を立てていきましょう!
※入試問題を解いていたら一瞬で時間が経ってしまった様子(塾長 近影)
行事日 : 2021年05月14日
みなさんこんにちは!
新緑が輝く季節となりました。
ゴールデンウィークも終わりましたが、みなさんは気持ちを切り替えて勉強に集中できていますか?
もし、休み気分が抜けきらないままなら大変です!
連休の間に忘れてしまった単元がないか、関塾では1人1人細かくチェックしています!
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ところでこの「新緑」という言葉、みなさんはご存知でしょうか。
新しい緑と書くからには春を表しているようですが、3月や4月にはあまり耳にしなかったように思いませんか?
ですが実は、この言葉は夏の季語として使われているのです!
今日は一緒に、新緑について調べてみましょう。
「新緑」とは、みずみずしい緑色の若葉のことや、新しい葉をつけた木々のことを指します。
冬に葉を落とした木々が春に新しい芽を吹かせ、新しい葉をつけて成長していく様子を表現しているのです。
サクラをイメージすると、分かりやすいでしょう!
他にもブナやミズナラなどの落葉樹が当てはまりますし、カシやクスノキなどの冬に葉を落とさない常緑樹もこの時期は葉が肉厚で光沢があるといわれています。
このことから、日本では3月から6月にかけて新緑のシーズンを迎えることが分かります。
この時期に手紙のやりとりをしたことがある方は、「新緑の候」から始まる文面を見たことがあるのではないでしょうか。
ですが、春の季語ではありません。
俳句などで新緑は、夏の季語として使用されています。
江戸時代まで使われた旧暦は現代と月や季節がずれており、二十四気の一つで夏の始まりを表す「立夏」は5月の初旬にあります。
新緑も5月ごろの「初夏の時期」を表す言葉として俳句に登場しているのです!
しかし、新緑が季語や時候の挨拶として使えるのは5月までと言えるでしょう。
6月に入ると日本の特徴的な季節「梅雨」が、そして梅雨が過ぎれば夏がすぐそこに迫っているからです!
いかがでしたか?
このような話を聞くと、本当に時が経つのは早いと感じられますね。
学校行事や勉強もゴールデンウィークが終わった今からが本番と言えるでしょう。
それぞれしっかり準備をして、楽しく乗り切れるようにしましょう!